香川県に「ホテル川六エルステージ高松」などの宿泊特化型ホテルを展開する川六グループ。直近では昨年1月、山口県に「エクストールイン山陽小野田厚狭駅前」が新築オープンし、合計5店舗となった。「地域でいちばんぴかぴかなホテル」の著書もある宝田圭一社長は、「中国、四国、九州限定に後継者がいない、業績が不振といったホテルを引き受け、1年以内に業績を改善するのが当社の強み」と話す。
その同社では、FunFusion(ファン・フュージョン、東京都渋谷区)が提案するSMS(ショートメッセージ)送信サービス「ホテル旅館SMS」を全館に導入している。
このサービスは、宿泊施設のパソコンから施設利用者の携帯電話番号宛てにメッセージを送信できるもの。配信は1件から複数件まで対応可能。管理ページから簡単な操作で送れ、忘れ物連絡、予約確認などに使える。
川六グループでは特に、忘れ物連絡に時間を取られていた。「携帯電話の充電器、USBデータなど明らかに分かる忘れ物に加え、衣類など判断できないものも多く毎日、お客さまに電話をしていた」と宝田社長。しかし、電話をしてもなかなか出てもらえず、業務の支障になっていた。
ホテル旅館SMSを導入してからは、忘れ物をした宿泊者からのコールバックがすぐに届くようになった。「業務の改善につながった。しかも、導入コストが安価」とも。
ほかにも予約確認に加え、「お祭り」などのイベント開催時の交通規制の案内に使っている。「お客さまから、知らせてもらえて助かった、といった声を聞いている」と宝田社長。
この件についての問い合わせ先は、FunFusionTEL03(6300)0157。
エクストールイン山陽小野田厚狭駅前
楽天アワード受賞式の宝田社長