全国旅館生活衛生同業組合連合会(全旅連)のシルバースター部会はこのほど、一般消費者を対象に昨年度実施した「家族の長寿祝い『こんな宿泊プランがあったらいいな』コンテスト」の受賞作品を決定した。最高賞の「家族わくわく賞」は該当作品がなかったが、2等に相当する「家族ときめき賞」に2件、3等に相当する「家族きらめき賞」に10件の合計12件を決定。受賞者には副賞として商品券5万円分、3万円分をそれぞれ贈る。
同コンテストは、還暦など長寿の節目を迎える家族を旅館・ホテルに招待して祝う際に「あったらいいな」と思う宿泊プランを考えてもらうもの。昨年12月から今年2月までの3カ月間、全国のシルバースター登録施設約1千軒や家電量販店、観光学科を持つ大学などに置いた応募はがきや全旅連のホームページ「宿ネット」などで応募を受け付けた。
期間中の応募件数は282件。これらの作品を3月12日に開かれた全旅連シルバースター部会常任委員会で審査、受賞作を決定した。
今回、最も評価が高かった「家族ときめき賞」は、「料理の一品一品を少量、豪華にするとともに、地域の名所・旧跡などを地元のボランティアガイドと散策するプラン」と、「旅館でプロによる記念写真を撮り、写真で来年のカレンダーを作成、後日プレゼントするプラン」。
受賞作を含め、評価の高かった作品41件は全旅連のホームページで公開している。