ブッキングドットコムは20日、「グルメ旅行におすすめの都市トップ10」と「グルメ旅行におすすめの日本の都市トップ5」を発表した。グルメ旅行におすすめの都市トップ10では、香港、サンパウロに次いで東京が3位だった。グルメ旅行におすすめの日本の都市トップ5は、福岡、札幌、仙台、名古屋、大阪の順となった。同社が発表した詳細内容は以下の通り。
世界最大のオンライン宿泊予約サイト Booking.com (ブッキング・ドットコム)の日本法人 ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表:アダム・ブラウンステイン 以下:ブッキング・ドットコム)は、世界各地の「グルメ旅行におすすめの都市トップ10」に関するアンケート結果を発表いたしました。
本データの調査は、2016年9月に実施され、13ヶ国、計1万2,781名を対象にしています。回答者は18歳以上で、2016年に1回以上旅行をし、2017年に1回以上旅行を計画、さらに旅行計画時の主要なプランニングに関わっている旅行者に限りました。
グルメ好きにおすすめ!美味しい食事が楽しめる世界中の都市
ブッキング・ドットコムに寄せられる1億1,800万件以上のクチコミを国・地域別に分析した結果、「食事」が多くの旅行者にとって関心が高いテーマであることが判明しました。さらに、食事を楽しむのにおすすめの都市トップ10を見ると、アジアと南米の都市に人気が集中していることが分かりました。人気トップ3には、点心が有名な香港、ブラジリアンバーベキューが人気のサンパウロ、そしてミシュランガイドで獲得している総星数がニューヨークとパリなどの大都市の合計数よりも多く、世界一の美食都市としても名高い、東京が3位にランクインいたしました。
日本で楽しむグルメ旅行
ブッキング・ドットコムの利用者がグルメ旅行におすすめする日本の都市トップ3は、博多ラーメンが人気の福岡、海鮮が有名な北海道、牛タンで有名な仙台という結果になりました。2
世界の旅行先のカギもやはり、“グルメ”
ブッキング・ドットコムが行った調査によると、アンケート回答者の75%が旅行先を考える際に食事が好評な場所を選ぶ傾向にあることが判明しました。特に18~34歳の回答者のうち、旅行先を考える際に食事が美味しいことで有名な場所を検索する割合が79%を占めるなど、「ミレニアル世代」と呼ばれる1980~2000年頃に生まれた若者たちは、特に旅行と食事を一緒に楽しむ傾向にあることがわかりました。
また、昨年に美味しい食事を目的として旅行に行ったと答えたのは約10人に1人(8%)、ワインを楽しむために行ったと答えた割合も7%にのぼりました。さらに、ストリートフードが楽しめる旅行先を選ぶと答えた回答者の割合は56歳以上でわずか4%だったのに対してミレニアル世代では10人に1人と、旅行と食事を一緒に楽しむのは特に若者の間で目立つ傾向であることも判明しました。
ブッキング・ドットコムのマーケティング最高責任者(CMO)、パパイン・ライヴァース氏は次のように述べています。
「旅行先を検討する際に美味しいものが食べられることを重要視する傾向や、旅行先では食を含め、現地の文化に触れたいと考える人々が増えるなど、グルメ旅行の人気は確実に高まっています。また、旅行者の多くは高級グルメだけではなく、現地で実際に食べられている食事やストリートフードに関心を寄せています。ブッキング・ドットコムには既に1億1,800万件以上のクチコミが投稿されており、その数は日々増えています。弊社ではそれらのクチコミを活用して、定番の旅行先だけではなく旅行者が実際におすすめしている意外な旅行先や、そこで試してみるべき絶品グルメなどを紹介しています。」
1. ブッキング・ドットコムに掲載されているクチコミで、食事関連でもっともおすすめされている旅行先25ヶ所を分析(2016年1月1日~12月31日にかけて食事関連で300回以上おすすめされている旅行先のみが対象)。
2. ブッキング・ドットコムに掲載されているクチコミで、食事関連でもっともおすすめされている旅行先を分析(食事関連で300回以上おすすめされている旅行先のみが対象)。