エボラブルアジアは15日、ファーストキャメルとアビリティコンサルタントとの合併会社としてかんざしを設立したと発表した。発表内容の詳細は以下の通り。
One Asiaのビジョンをかかげ、アジアを舞台に、オンライン旅行事業、訪日旅行事業とITオフショア開発事業を手掛ける株式会社エボラブルアジア(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉村 英毅、証券コード:6191、以下当社)は、株式会社ファーストキャメル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:林垣 恵太、以下ファーストキャメル社)、株式会社アビリティコンサルタント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:的場 弘明、以下アビリティコンサルタント社)との合弁会社として株式会社かんざしを設立し、今後の事業計画を本日付の株式会社かんざしの取締役会にて決議いたしました。
■合弁会社設立の背景と今後
これまでファーストキャメル社が、ホテル・旅館向けの一括プラン登録システム「かんざしクラウド」を開発・運営・営業しておりました。このたび、当社のシステム開発力及び法人向け営業力、ファーストキャメル社のツール運営ノウハウ、ホテル・旅館への販売ルート、アビリティコンサルタント社の企画力を結集して、「かんざしクラウド」事業をより伸長させることを目的とし、当社が筆頭株主となり、ファーストキャメル社、アビリティコンサルタント社との合弁会社として、株式会社かんざしを設立しました。
ファーストキャメル社でサービスを開始した「かんざしクラウド」は大好評を頂き、2年余りで1800を超えるホテル・旅館にご利用頂いております。かんざし社は、ファーストキャメル社からこの「かんざしクラウド」事業を譲り受けし、また、本日付のかんざし社の取締役会にて、今後の事業計画を決議いたしました。かんざし社へは、当社より取締役、監査役として3名派遣をいたします。今後、当社は出資者およびマネジメントとしての立場から、「かんざしクラウド」の拡大成長に貢献してまいります。
■かんざしクラウドとは
日本国内における、複数のホテル販売サイトの宿泊プランを一括で操作することができ、プランの作成や延長、修正にかかる時間を、従来の10分の1、場合によっては50分の1に軽減される旅行業界初※1のB to Bシステムです。
宿泊予約サイトへのプラン登録、プランテキスト修正、プラン販売期間の延長といった、ホテル・旅館などの宿泊施設が日常的に抱える高負荷(時間的、人材的)な業務を簡単な操作で一括コントロールするツールです。担当者が丸1日を費やすと言われていた業務が15分程度に改善可能となっております。
<その他の特徴>
・在庫や料金など、従来のサイトコントローラー※2では不可能だったプラン自体の各種操作を可能に
・じゃらんnet、楽天トラベルやYahoo!トラベルなどに一括でプラン登録
・各サイトを縦断して特定プランの販売期間を検索、および延長も可能
■株式会社かんざし 会社概要
本社 :東京都渋谷区渋谷3-10-15 川名ビル5F
代表者 :代表取締役 林垣恵太
URL :http://www.kanxashi.co.jp/
今後も当社と株式会社かんざしは、より良いサービスの提供につとめるとともに、さらなる事業拡大、発展に邁進してまいります。
■業績に与える影響
平成29年9月期の当社の業績へ与える影響は軽微です。
【株式会社エボラブルアジア】
本社 :東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー19階
社名 :株式会社エボラブルアジア
代表者 :代表取締役社長 吉村 英毅
資本金 :1,019,927千円(払込資本 1,844,853千円)
URL:http://www.evolableasia.com/
【当社サービスサイト】
総合旅行サービスプラットフォーム AirTrip :https://www.airtrip.jp/
綜合旅行販売サイト TRIP STAR :http://japanflight.tripstar.co.jp/
国内航空券予約サイト 空旅.com :http://www.soratabi.com/
BTM(ビジネストラベルマネジメント)事業 :http://www.evolableasia.com/service/btm.html
ITオフショア開発事業 :http://offshore.evolableasia.com/
【当社IRサイト】 :http://www.evolableasia.com/ir/
※1旅行業界初:2016年11月 株式会社かんざし調べ
※2サイトコントローラー:複数の宿泊販売サイトを一元管理できる従来のオンラインのシステム