宿泊施設の予約・販売管理システム「TL―リンカーン」を開発、販売するシーナッツ(本社=東京都港区)は19日、中国のIT企業アリババグループの中国人向け旅行商品プラットフォーム「Fliggy(フリギー)」と連携を始めた。TL―リンカーンのユーザー旅館・ホテルは、フリギーを通した中国からの集客が可能となる。
フリギーは中国人2億7千万人が登録しているという旅行商品プラットフォーム。世界60万軒以上の宿泊施設や8千軒以上の観光施設、400社以上の航空会社やチケット販売代理店と提携し、これらの商品を販売している。
中国からの集客を強化したい旅館・ホテルは、TL―リンカーンの「共通在庫サービス」を使って作成した宿泊プランなどをフリギーの利用者に提供できる。