KNTは1日付けで、海外旅行プラン作成・共有・印刷サービス「Tripl (トリプル) 」を企画・運営する、カタログ (東京都渋谷区、清水勇樹代表取締役社長) と資本提携を行った。
今回の資本提携はカタログの第三者割当増資をKNTが引き受けたことによるもの。新規発行普通株式1500株をKNTが持つ。KNTへの割り当て株式の、既発行株式に対する割合は7.3%。
カタログは06年7月設立。資本金は3640万円。現在約40万人が登録する日本最大級のブログ(日記風ホームページ)ランキングサイト「人気blogランキング」を企画、管理する。また今年2月からは、個人が海外旅行のプランをWeb上で自由に作成できるシステムを構築、さらに作成したプランを登録、公開してもらうことで、第三者がそのプランを自由に参照できるサービスである「Tripl」を始めた。
今回の増資はカタログの事業拡大・新規事業開始に向けたものだが、「今後のKNT側との技術提携などの可能性は否定するものではない」 (カタログ) としている。
今年1月に導入したステイプラスの整備など、今年もWeb事業への注力を続ける構えのKNTとWebサービス会社の資本提携だけに、両者の動きが今後も注目される。