JTBは6日、「杜の賑いin四国2008」を香川県高松市のアルファあなぶきホールで実施した。瀬戸大橋開通20周年を記念し、「新しい風四国への旅」をテーマに四国の伝統芸能や舞踊、祭りが盛大に繰り広げられ、3千人を上回る来場者からは「感動した」という声が多く聞かれた。
オープニングは四国を代表する民謡のメドレー「四国民謡絵巻」。こんぴらふねふね(香川)やよさこい節(高知)をアレンジし、レーザー光線やスモークなどの演出の中、創作舞踊でスタート。
イベントはテレビ司会者の八波一起さんの軽妙な進行で進む。龍神太鼓(香川)、よさこい鳴子踊り(高知)、伊予万歳(愛媛)、阿波踊り(徳島)など11の演目が、それぞれの見せ場を中心にアレンジされた内容で披露。坂本念仏踊り(香川)、山北棒踊り(高知)や八鹿踊り(愛媛)など貴重な舞踊や民俗芸能も上演された。
演目の合間には司会の八波さんが、次に披露される伝統芸能や四国にまつわるうんちく話を、来場者の笑いを誘いながら紹介していた。四国の旅行や次回以降の杜の賑いの開催などについても楽しくPRした。
締めくくりは、サウンド・ダンシング・パフォーマンス「SHIKOKU2008」。各演目に登場した演者300人が四国の魅力をそれぞれの音楽や舞踊で表現し、観客を魅了した。