JTBがミス世界大会に協賛、日本の魅力発信へ

　JTBは3日、国際文化協会（東京都中央区）が主催する「第56回ミス・インターナショナル世界大会」のオフィシャルスポンサー（プラチナスポンサー）として契約を締結したと発表した。世界の美女を介して日本の魅力を世界に発信する。

　ミス・インターナショナル世界大会は、世界3大ビューティ・ページェントの一つ。1960年に米国で誕生し、70年の日本万国博覧会の開催を記念して、日本に開催権が移された。毎年、世界各国・地域の代表が平和と美の親善大使として一堂に集う。

　今年は27日に東京で開催する。世界各国のミス約70人は、2015年に観光庁長官から「ミスビジット・ジャパン観光特使」の任命を受けており、大会の開催に先駆け9日から約1カ月間、日本全国で華道や茶道など日本文化の体験をはじめ、地域での交流活動やチャリティイベントへの参加などの親善活動を行う。

　今回、JTBがオフィシャルパートナーとして協賛し、18、19日に東北、九州、関東でミス約70人にJTBグループの訪日外国人観光客向けの着地型旅行商品「サンライズツアー」を体験してもらい、日本文化の体験・交流活動を通じて日本の魅力を世界に広く発信していくという。