JR東海とJR西日本は7月1日から、熊本県や大分県などと組み、熊本地震で被害を受けた両県の観光復興を後押しするためのキャンペーンを実施する。阿蘇、天草、人吉エリアのアクティビティや別府地獄を満喫するオプションプランをキャンペーン特別価格で提供するほか、旅館・ホテルは特典も用意する。
名称は「行って楽しんで応援しよう!熊本・大分キャンペーン」で、12月末まで実施する。熊本県と県観光連盟、大分県とツーリズムおおいたとの共催。
京阪神、中京、山陽、北陸エリアの主な旅行会社で専用旅行商品(個人型と添乗員付き団体型)を発売する。キャンペーン対象の商品には特別価格で楽しめるオプションを用意した。例えば、阿蘇エリアではエルパティオ牧場での乗馬体験は通常4千円するが、2千円と半額で楽しめる。
両県のおすすめの宿(杖立温泉ひぜんや、阿蘇プラザホテル、阿蘇ホテル、湯の児海と夕やけ、山鹿温泉清流荘、清流山水花あゆの里、松島観光ホテル岬亭、ホテル白菊、おにやまホテル)では、ウエルカムドリンクの提供や立ち寄り湯の入浴券をプレゼントする。
また、レンタカーの割り引きも実施し、周遊観光してもらう。
販売旅行会社は個人型がJTB、日本旅行、近畿日本ツーリスト、南海国際、フジトラベル、JR東海ツアーズ、名鉄観光サービス、団体型は阪急交通社、クラブツーリズム、読売旅行、タビックスジャパン、JTBメディアリテーリング。