JR西日本は、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の運行を6月17日から開始すると発表した。初運行は大阪駅・京都駅発、下関駅着「山陰コース(下り) ~文豪と維新の歴史をたどる旅~」の1泊2日(片道)となる。
料金体系は、豪華寝台列車の先駆けと言われた「トワイライトエクスプレス」の経験を生かした。豪華寝台列車でありながら、乗車人数やニーズに合わせて、比較的購入しやすい客室から、希少価値の高い車両一両を使用する「ザ・スイート」という富裕層でも満足できる客室まで幅広く設定している。
1人旅に対応した「ロイヤルシングル」は、1泊2日コース共通で、6~8月は33万円、9月は36万円。2泊3日コースは、6~8月は62万円、9月は67万円。追加料金を払うことで、エキストラベッドを使用して2人でも利用できる。
「ロイヤルツイン」(2人利用)の1人分の料金は、1泊2日コース共通で6~8月は27万円、9月が30万円。2泊3日は6~8月は50万円、9月は55万円とした。
「ザ・スイート」(2人利用)の1人分の料金は、1泊2日が6~8月は75万円、9月は78万円。2泊3日は6~8月は120万円、9月は125万円。追加料金を払うことで、エキストラベッドを使用して4人まで利用が可能だ。
第1期分(2017年6~9月)の受け付け開始は12月5日で、締め切りは1月31日。全て旅行商品として販売され、日本旅行内に専用ツアーデスクを設置する。主な旅行会社からはツアーデスクの販売する日時と別の日に販売される。