JR東日本「大人の休日倶楽部」とクラブツーリズムは26日、共同企画商品「夢空間・北斗星トレインクルーズ」をそれぞれの会員に向け、限定発売する。旅行代金は1人25万円から50万円。
ツアーは上野駅発着の5泊6日。全室個室寝台の特別列車「夢空間・北斗星」号を特別運行する。1泊目と5泊目に車中泊する。
夢空間は通常ダイヤでは運行しない豪華車両。ダイニングカー(食堂車)とラウンジカー、3室の個室寝台車両を北海道への寝台特急北斗星号に連結して運行する。運行ルートも通常の東北本線ではなく、往路は上越線、羽越線経由、復路は常磐線経由とすることで、車窓から夕日の沈む日本海や朝の太平洋を臨めるようにした。
道内は、札幌、層雲峡、知床などをバスと列車で周る。宿泊は2泊目が層雲峡温泉(ホテル大雪または朝陽亭)、3泊目が阿寒湖温泉(あかん遊久の里 鶴雅)、4泊目が来年7月に北海道洞爺湖サミットの会場になる洞爺湖温泉(ザ・ウィンザーホテル洞爺)。JRタワーホテル札幌内「ミクニ・サッポロ」では本格フレンチの昼食を楽しむ。
9月2日出発から10月7日出発まで9本設定。募集人数は各回限定70人。ツアー詳細は大人の休日倶楽部とクラブツーリズムの各会報誌で発表し、会員限定で募集する。