JRホテルグループは8月23日、「第14回JRホテルグループ料理コンテスト」を大和学園京都調理師専門学校で開いた。グループホテルから24人の料理人が参加し、腕を競った。ホテルグランヴィア京都の松森康記さんが、作品「青森県産シャモロックと黒ニンニクのトゥルト、ソースヴァンジョーヌキ」で優勝した。
同コンテストは、(1)クッキングスタッフのスキル向上(2)JRホテルグループの活動アピール(3)グループ一体感の醸成—を目的に毎年実施。
今回は主材料に夏の青森県・函館DCに関連した「青森シャモロック」を指定。料理人が2時間の制限時間内でオリジナル西洋料理を製作した。試食審査員は澤田博司JRホテルグループ会長、中村勝宏コブラン会会長、大溝隆夫日本エスコフィエ協会理事ら8人、技術審査員は田中豊JRタワーホテル日航札幌総料理長、井田仲弘ホテルメトロポリタン取締役総料理長、西本裕治ホテルオークラJRハウス展ボス取締役総料理長兼調理部長ら8人が務めた。
試食審査では「味」「盛り付け」「独創性」など、技術審査では「調理技術」「衛生知識」「作業の進め方」などの調理過程を審査し、全体の合計得点で順位を決定した。
松森氏以外の入賞者は次の通り(敬称略)。
準優勝=今野泰次・ホテルメトロポリタン仙台▽3位=幡川未佳・ホテルグレンヴィア大阪▽4位=浦田博之・ホテルメトロポリタン丸の内▽5位=鎌田綾奈・ホテルメトロポリタン▽アイデア賞=西正太郎・東京ステーションホテル▽デザイン賞=山本正男・奈良ホテル▽技術賞=西嶋秀人・ホテルグランヴィア和歌山