JRグループは10月1日から12月31日まで、長崎県などと連携して「長崎デスティネーションキャンペーン」(長崎DC)を開催する。長崎県での単独開催は今回が初めて。
キャンペーンのキャッチフレーズは「旅さきは、ながさき。」。期間中、世界文化遺産に登録された端島炭坑(軍艦島)を有する「明治日本の産業革命遺産」のほか、世界文化遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」、「日本遺産」、夜景やハウステンボスのイルミネーションや、長崎の豊富な食材などをテーマとしてさまざまな企画や特別イベントを用意した。
テーマ別特別企画としては、「明治日本の産業革命遺産」特別ガイドツアーを6回限定で実施。日曜日限定で個人参加できる「高島、端島(軍艦島)、池島3島周遊スペシャルクルーズ」も設定されている。
世界文化遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」に関しては、「チャーチウィークin上五島教会コンサート」を12月6日から11日までで開催する。
ハウステンボスでは、長崎DC特別企画として、パレスハウステンボスでのジュエルイルミネーションショー特別観覧席を用意する。毎日5回から7回の実施で先着1組2人限定。
8月31日にはホテルニュー長崎(長崎県長崎市)で記者会見が開かれた。長崎デスティネーションキャペーン推進協議会会長の中村法道・長崎県知事と青柳俊彦・JR九州社長が出席。長崎DCの長崎県とJRグループの主な取り組みが紹介された。