JRグループ6社は「鉄道の日」の10月14日から、鉄道情報を積極的に発信している。ホームページを新設したほか、新型列車や引退予定の列車に乗れる旅行商品も共同で発売。新たに作成した「あしたへ、あのころへ。鉄道の旅」のキャッチフレーズとロゴを宣伝広告や旅行商品などに使用する。様々な場面で鉄道の楽しさをアピールしていく。
新設するサイトは「トレたびトレイン・ジャーニー」(http://www.toretabi.jp/)。制作、運営は交通新聞社が行う。JRグループ各社が所有する特色のある駅舎や車両の紹介に加え、「鉄道遺産を訪ねて」「鉄道ミュージアムガイド」「日本全国駅弁の旅」などのコンテンツをそろえ、鉄道での旅行需要を喚起する。
新型車両の乗車などを組み込んだ旅行商品は、出発日限定で北海道エリアと北海道以外のエリアの2出発地で設定した。
現段階では、全部で11種類を用意。例えば「懐かしい鉄道展示に触れる山陽のんびり鉄道の旅」では、新幹線開業時に運転を開始し11月で山陽新幹線エリアから引退することになった0系新幹線と、最新技術を導入したN700系新幹線の両方を乗り比べて、新幹線の歴史を体感できるようにした。