JR6社は12日、年末年始期間(12月28日から来年1月4日までの8日間)の指定席予約状況を発表した。新幹線はJR北海道やJR九州では2018年をやや下回ったが、その他各社は上回った。特にJR東海は17%増と大きく伸ばした。
JR北海道は、新幹線が前年度比8.3%増(18年度比0.6%減)の3万2848席、在来線が同17.9%増(7.9%減)の3万6013席。新幹線、在来線の合計では同13.1%増(4.6%減)の6万8861席となっている。
予約が多い日は、北海道管内の新幹線では新函館北斗発が1月3日、新函館北斗着が12月29日。北海道管内の在来線は札幌発各方面が12月30日、各方面から札幌着が1月3日。
JR東日本は、新幹線が前年度比30%増(18年度比3%増)の101万席、在来線が同51%増(18%増)の21万席。新幹線、在来線の合計で同33%増(6%増)の122万席となっている。
下りのピークは12月30日。特に12月29、30日の「はやぶさ」「こまち」はほぼ満席の状態。上りのピークは1月3日。はやぶさ、こまちは満席の列車が多くなっているという。
JR東海は、新幹線が前年度比55%増(18年度比17%増)の173万席、在来線特急が同39%増(11%減)の6万席。新幹線、在来線特急の合計で同55%増(16%増)の179万席となっている。
予約のピーク日は新幹線が下り12月29日、上り1月3日。在来線特急が下り12月30日、上り1月2日。
JR西日本は、新幹線が前年度比45%増(18年度比6%増)の103万5千席、在来線が同36%増(11%減)の16万8千席。新幹線、在来線の合計で同43%増(3%増)の120万4千席となっている。
ピーク日は山陽新幹線が下り12月29日、上り1月3日。北陸新幹線が下り12月30日、上り1月3日。在来線が下り12月30日、上り1月2日。
JR四国では、特急列車、快速列車の予約席数は前年度比30.4%増(18年度比5.7%減)の約4万8300席。予約率は32.8%となっている。
予約のピークは下り12月29日、上り1月3日。
JR九州は、九州新幹線が前年度比39.4%増(18年度比3.1%減)の10万1千席、西九州新幹線が同9.4%増の2万1千席で、新幹線合計が同33.2%増の12万1千席。在来線が同27.3%増(12.9%減)の7万6千席。新幹線、在来線の合計で同30.9%増の19万8千席となっている。
予約のピーク日は下りが12月29日、上りが1月3日。