
JR東海とENEOSは、JR東海の新幹線駅である豊橋駅の駅前駐車場で、法人企業に対する電気自動車(EV)カーシェアサービスの共同実証事業を7月1日から開始する。期間は来年12月31日まで。
同実証事業では、事業用途で使用する営業車両について、使用した時間分だけ料金が発生するEVカーシェアを法人企業向けに提供。法人企業で営業車両を共用してもらうこと等により、法人企業にとって、コスト削減とEV利用によるCO2削減の双方を実現可能とするビジネスモデルを検証する。
また、法人企業の利用が少ない土曜日、日曜日は観光客などに二次交通としてのEVカーシェアを利用してもらうことも検討している。
同実証事業でEVを利用する中部ガス不動産、豊橋商工信用組合、ホテルアソシア豊橋は、豊橋市を中心に事業を展開し、これまでも環境負荷低減に向けた取り組みを主体的に進めており、同実証事業の主旨に賛同し、参画する。
JR東海とENEOSは、豊橋駅での実証事業の枠組みを活用し、今後もJR東海の新幹線駅周辺を含め、EVカーシェア共同実証事業の拡大可能性を検討し、CO2削減や二次交通の充実に貢献していく。