日本政府観光局(JNTO)は、日本の観光の画像、映像を海外メディアなどに提供する英語版サイト「ジャパン・オンライン・メディア・センター」(JOMC)を大幅にリニューアルし、3月12日に運用をスタートさせた。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて利用可能な素材を拡充。対象者はこれまで海外メディアに限ってきたが、国内メディア、旅行事業者、公的機関も利用できるようにした。
JOMCは16年度に運用を開始。当初の素材点数は約9千点だったが、今回のリニューアルを経て約1万4千点に拡充した。素材を検索、ダウンロードできるだけでなく、画像サイズの選択、一括ダウンロードの機能も追加した。
メディア向けには、画像・映像データをテキストと合わせて提供するパッケージ型のコンテンツも用意。旬の観光スポットや旅行体験、日本文化などを分かりやすくストーリーを持たせて紹介するコンテンツもある。
旅行事業者向けには、訪日旅行の販売に必要な知識がオンラインで学べるeラーニングを簡易的に体験できるサンプルを提供している。eラーニングサイトは、米国、フランス、英国、豪州、インドのJNTO海外事務所などで運営している。
JOMCの映像、画像のダウンロードには、利用登録が必要。サイトのURLは以下の通り。https://business.jnto.go.jp/