全日本シティホテル連盟(JCHA、203会員)は15日、2015年度通常総会を東京・新宿のヒルトン東京で開催。藤野公孝会長は、15年度事業で「個々のホテルの経営効率の改善」と「顧客の拡大、管理」「会員の拡大」の三つを大きな柱とする方針を示した。
顧客の拡大、管理については、「インバウンドが急激に拡大している。これをわれわれのビジネスに取り込まない手はない」と藤野会長。着地型観光の推進とMICEの誘致にも取り組まなければいけないと話したうえで、「ホテルが地域において主役になる時代が今来ている」と強調した。
経営効率改善や顧客拡大・管理といった課題に対しては、「広報情報委員会」や「経営者セミナー委員会」「インバウンド委員会」など各種委員会で具体的な取り組みを行っていく。
議事では役員改選も行い、藤野会長と星野武(ホテルニュースター池袋)、清水嗣能(ホテルリバージュアケボノ)の両会長代行を再選。理事に林孝浩(紋別プリンスホテル)、生内雄二(二戸シティホテル)、内山美樹(ホテル明治屋)、清水武(湯〜モアリゾートニューオリエンタルホテル)の4氏が新たに加わった。
懇親会には自民党衆議院議員の二階俊博(全国旅行業協会会長)、山本幸三、小池百合子の3氏も多忙ななか駆け付け、祝福の言葉を述べた。
藤野会長