日本旅行業協会(JATA)は2月27日、15回目となる「経営フォーラム」を東京都港区の東京全日空ホテルで開く。総合テーマは「リーダー決断の時 勝ち組産業になるために、守るもの・捨てるもの」。旅行業界の展望がはっきりしない今、旅行業経営者が選択と集中を明確にした「リーダーの決断」をスピーディに行うためのヒントを提示していく。
特別講演の登壇者は、トリンプ・インターナショナル・ジャパンを増収増益に導いた吉越浩一郎社長。「即断即決の経営」を演題に、経営者としてのビジョン、信条、日頃の実践を披露する。
旅行業経営分析の発表後、分科会では、「旅行業を価値創造産業へ進化させるには」「団塊の世代・アクティブシニアの深耕術を会得する」「『ニューツーリズム』と『地域密着型』で国内旅行・訪日旅行を喚起する」などの8課題について解決法を探っていく。夕刻には、登壇者と参加者による意見交換会も行われる。
参加対象はJATA会員会社の役員や役職者。参加費用は1人、1万5000円(国内賛助会員は2万円)。