国際観光文化推進機構(ITCO、東京都千代田区、安藤俊介理事長)は9月16日、来年3月に台湾の台北市花博公園で開く日本観光文化エキスポ「第2回Touch The Japan(タッチ・ザ・ジャパン)イン台湾」の概要を発表した。同展示会は今年4月に初めて実施し、4万人超が来場。第2回では6万人の来場を見込む。
同機構理事長で同展示会実行委員長の安藤氏は「第1回タッチ・ザ・ジャパン・イン台湾では、4日間で4万人を超える来場者と331件の報道件数を達成し、台湾史上最大の日本に特化した観光文化エキスポとなった。第2回大会は、台湾の旅行会社2500社が加盟する台湾最大の旅行業協会の全面協力のもと、さらにスケールアップして実施する」とあいさつ。
全面協力する旅行業協会のナンバー2にあたる幹事会召集人の張玉林氏も来日し、記者発表会に出席。「中国、アセアンも大切な市場だが、日本の旅行、観光関係団体・企業と協力し、日本全国の魅力を伝え、旅行商品化し、昨年280万人超だった訪日台湾人観光客数を350万人以上にしたい。第2回タッチ・ザ・ジャパン・イン台湾は、その強力な武器になると信じ、全面的な後援と協力、そして宣伝をさせてもらう」と意気込みを語った。
第2回の今回は、前回はなかった「台湾の旅行代理店ゾーン」を会場内に設置。その場で来場者から日本ツアーの申し込みを受け付ける。会場内や別会場で日本からの出展者と台湾の旅行会社との交流、ビジネスマッチングを支援する計画。
第1回の出展者数は85社・団体、169小間だったが、第2回では屋内会場が最大257小間、屋根付き屋外会場が最大50小間での開催を予定。同展示会には、全旅連、全日本シティホテル連盟などの宿泊施設団体も後援する。
関係者がエキスポの開催概要を発表した