日本旅行業協会(JATA)は3月26日、JATA会員会社の社員を対象に実施した「ゴールデンウイーク(GW)旅行人気ランキング」を発表した。1位は東京ディズニーリゾートを含む東京で、以下、2位沖縄、3位北海道、4位九州、5位京都だった。
また、大手ホールセラー6社(JTB、近畿日本ツーリスト個人旅行、日本旅行、阪急交通社、ジャルパック、ANAセールス)によるGWのパッケージツアー申し込み予約の状況も聞いた。
3月上旬時点の予約状況を前年比で比較すると、国内旅行は約3%減となっており、日並びの悪さが影響しているようだ。海外旅行は全体で14%減と低調。
国内旅行を方面別で見ると、あべのハルカスの開業やNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送、USJの新アトラクションの人気などで京阪神が12.8%増となっている。山陰・山陽も伊勢神宮、出雲大社など昨年の遷宮の効果も継続し25.2%増。沖縄は9.7%増、九州は10.3%増など飛行機を利用した長距離ツアーも人気となっている。