内閣府がこのほど公表した今年3月の景気動向指数(CI、2015年=100)の改訂値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.1ポイント減の99.4と、2カ月ぶりに低下した。先に公表の速報値(99.6)から0.2ポイント下方修正した。CI一致指数の基調判断は「悪化を示している」と、前月までの「下方への局面変化を示している」から下方修正した。同様の判断は13年1月以来、6年2カ月ぶり。
数カ月先の景気を示す先行指数は同1.2ポイント減の95.9と、2カ月ぶりに低下。速報値(96.3)から0.4ポイント下方修正した。