ANTA、群馬で観光活性化フォーラム

  • 2013年2月2日

主催者を代表してあいさつする二階会長

主催者を代表してあいさつする二階会長

 全国旅行業協会(ANTA)は1月23日、着地型旅行「地旅(じたび)」を通じて地域の活性化を図るための第9回「国内観光活性化フォーラムin群馬」を群馬県前橋市のグリーンドーム前橋で開催した。全旅が共催。冒頭、主催者を代表してあいさつした二階俊博会長は、「観光立国の実現は、地方から考え、地方の観光資源を掘り起こして取り組むことが大事だ」などと述べ、ANTAとして群馬をはじめ全国各地の観光振興に尽力する考えを示した。

 二階会長はまた、事前防災の考え方に基づく「国土強靭化基本法」の制定や「東アジア・ASEAN経済研究センター」と連携した観光振興についてANTA会員の理解と協力を求めた。あいさつの締めくくりに「観光の果たすべき役割は極めて幅が広く、深い。その責任を自覚して、みんなでがんばっていこう」と呼び掛けた。

 名誉実行委員長に群馬県出身の福田康夫・元内閣総理大臣を迎えて、来賓は観光庁から井手憲文長官、地元からは群馬県の大澤正明知事、前橋市の山本龍市長らと豪華な顔ぶれ。井手長官は基調講演にも登壇し、「観光立国の推進に関する最近の動向と取り組みについて」をテーマに語った。

 大会では「日本のふるさとぐんま〜おいでよ日本のど真ん中」に加えて、「行こうよ! 東北・東日本」のスローガンも掲げており、井手長官に続いて東北観光推進機構の長谷川博樹・国内事業部事業部長が東北復興の現状報告も行った。

 第3回「地旅大賞」の表彰式も催され、大賞の「歴史人に触れ合い古代の自然に触れ合う旅」を企画した日本海トラベル(山形県・庄内町)などに表彰状が贈られた。日本海トラベルの後藤紀代表取締役は、着地型旅行実践会員の事例発表として取り組みを紹介した。

 まちづくり観光研究所の奥坊一広所長をコーディネーター、全旅の池田孝昭社長をコメンテーターとして、「“地旅”と地域活性化の方向性」をテーマにパネルディスカッションも実施した。

 パネリストの末永洋一・前青森大学学長は「地旅は、地元の人でなければ分からないような資源をどう発掘するかだ。そのとき、連続性やストーリー性でとらえることによってすばらしい商品ができる」と指摘。井門隆夫・井門観光研究所代表取締役は「これから着地型旅行を担うのは中小企業。その地に根付き営業している人たちが商品を作り、お互いに売っていくということをやらなければならない」として全国のANTA会員の行動に期待した。このほか、五木田・三浦法律事務所の三浦雅生弁護士、塚越屋七兵衛の塚越裕子会長も持論を述べた。

 第10回となる来年のフォーラムは和歌山県で開催する。和歌山県から仁坂吉伸知事が歓迎のあいさつを行った。

【地旅大賞】
 優秀賞=ツアー・ステーション(愛知県・扶桑町)「町家で食す郷土料理と華麗な犬山祭宵山」▽アースランド観光(熊本県熊本市)「南阿蘇村7不思議の旅」▽特別賞=アールエイチ企画(福島県会津若松市)「お祝い膳にて還暦祝い〜廃校利用同級会プラン」、セグラスツーリズムエージェンシー(東京都台東区)「役者が御案内する浅草ガイドツアー全3コース」、三島市観光協会(静岡県三島市)「三嶋大社正式参拝ツアー」、地域観光プロデュースセンター(滋賀県大津市)「環境船めぐみで行く『冬の湖北・余呉の食と暮らし』を訪ねる旅」

主催者を代表してあいさつする二階会長
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