花と緑の祭典、第27回全国都市緑化ならフェア「やまと花ごよみ2010」が9月18日から11月14日まで、奈良県北葛城郡の馬見丘陵公園をメーン会場に開催される。主催は奈良県、都市緑化基金。平城遷都1300年祭の一環。県民はじめ、県内外の行政機関、関係団体、企業、市民団体などと連携し、「花の都」奈良づくりを展開する。期間中、メーン会場へは40万人の来場を見込んでいる。
テーマは「未来へつなぐ『花のもてなし』〜やまと青垣からの贈りもの」。メーン会場の馬見丘陵公園は、「はじまりは奈良ゾーン」「未来の華ゾーン」「花の都ゾーン」「賑わいの広場ゾーン」「集いの丘ゾーン」の5種類のゾーンを展開。はじまりは奈良ゾーンでは、万葉の歌の題材にもなっている「野、野辺」「水辺」などの景色と植物で構成する、奈良らしい風景が創出される。
ほかにもテーマ会場として平城宮跡、藤原宮跡、国営飛鳥歴史公園、サテライト会場にまちなか会場、歴史のまちなみ会場、えきまえ会場、つどい会場がある。時間は、午前9時30分〜午後4時30分(11月1〜14日は午後4時まで)。入場無料。
全国都市緑化フェアは、都市緑化意識の高揚と知識の普及を図り、緑豊かな都市づくりに寄与することを目的に、1983年から毎年開催されている。