阪急交通社は、9日間連続して日本航空機をチャーターし、知床半島など道東の自然を満喫するツアーを発売した。中四国の7空港発着で、「同地域の日航における連続日チャーター企画は初めて」と同社。
ツアー名は「日本航空チャーター便利用 あるがままの北海道絶景探訪3日間」。9月11~19日の9日間、高松、出雲、広島、岡山、徳島、高知、松山の各空港と女満別空港を結んで、ツアーを催行する。
7空港から女満別空港へは直行便の定期運航がなく、乗り継ぎを含めると片道10時間かかるという。チャーター便を利用すると所要時間は2時間半と大幅に短縮し、女満別空港に直接に乗り入れることで、道東を3日間の行程で効率よく観光できる。ツアーでは世界遺産の知床や釧路湿原、この時期にしか見ることのできない赤く染まるサンゴ草の見物のほか、羅臼ではホエールウオッチングも行う。
添乗員が同行し、1泊目は知床ウトロ温泉のKIKI知床ナチュラルリゾート、2日目は阿寒湖温泉のニュー阿寒ホテル泊。旅行代金(大人1人、2人1室利用)は13万円から17万9千円。