帝国データバンクが5月に行った円安に関する企業の影響アンケートで、企業の63.9%が「利益にマイナス」と回答した。適正な為替レートは1ドル「110円~120円台」が約半数を占めている。
昨今の円安が自社の業績(売上高と経常利益)にどのような影響を与えているかを聞いた。
売上高について、「影響なし」が49.0%と最も多く、「マイナス影響」が35.0%、「プラス影響」が16.0%と続いた。
一方、利益は「マイナス影響」が63.9%と最も多かった。以下、「影響なし」が28.5%、「プラスの影響」が7.7%。
売上高、利益ともに「マイナス影響」は31.7%とおよそ3社に1社だった。
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