帝国データバンクによると、今年5月のホテル・旅館経営業者の倒産は16件、負債総額は71億4千万円だった。件数は今年最多。負債総額は2カ月連続で100億円の大台を下回った。
件数は前月比8件、前年同月比9件のそれぞれ増加(100.0%増、128.6%増)。東日本大震災直後の2011年4月(16件)、同5月(20件)以来の高水準となった。10件以上の2ケタ倒産は3月(12件)に続いて今年2回目。
負債総額は前月比25億7500万円、前年同月比13億2900万円それぞれ増加した(56.4%増、22.9%増)。
1月からの累計は、件数が前年同期比2件増(4.3%増)の49件。負債総額が同21億3700万円増(5.5%増)の409億6700万円。