
関係者、来賓によるオープニングの鏡開き
全国の中小企業や自治体が出展する展示商談会「2023よい仕事おこしフェア」が21、22日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた。全国の信用金庫で組織する同フェア実行委員会(事務局=城南信用金庫)が主催。観光、食品、ものづくり関連企業を中心に500を超す企業・団体が出展し、来場したバイヤーらと交流人口、販路拡大に向けて商談。開会式には岸田文雄首相がビデオメッセージを寄せたほか、自民党の麻生太郎副総裁、東京都の小池百合子知事らがあいさつした。
フェアは東日本大震災で大きな被害を受けた東北の復興支援を目的に2012年に初開催。以来、全国の自治体や中小企業の支援へと規模を拡大し、コロナ禍が深刻化した21年を除き毎年開催している。11回目となる今回は、全国の自治体や観光関連企業・団体を中心に、過去最多となる522社・団体、482ブースが出展した。
開会式には岸田首相、自見はなこ内閣府特命担当相(地方創生担当相)がビデオメッセージを寄せた。
岸田首相は、「観光産業支援、中小企業支援を盛り込んだ総合経済対策を策定した。この対策を速やかに実行する。地方こそ日本の宝。(フェアを通した)企業連携が地方創生のけん引役となることを期待する」と述べた。
会員向け記事です。