群馬県と長野県にまたがる志賀草津高原ルート(国道292号)の冬期閉鎖解除の前日にあたる4月21日、恒例の「雪の回廊ウォーキング」が行われる。約7メートルの高さに達する雪の壁の間を歩き、国道として最も高い標高2172メートルの地点から雄大な景色を見ることができる。現在、参加者を募集している。
主催は群馬県草津町と長野県山ノ内町で作る広域宣伝協議会。2月19日にはミス志賀高原の丸山友里慧さんと草津温泉観光大使の黒岩千尋さんらが東京・池之端の観光経済新聞社を訪れ、概要を説明した。ウォーキングは今回で12回目。昨年は白根山の噴火の影響で中止、2年ぶりの実施となる。
ウォーキングは志賀高原スタートコース(8.1キロ、募集人員先着100人)、白根火山ロープウェイスタートコース(同、同150人)、リフトで行く横手山頂らくらくコース(3.1キロ、同50人)の3コース。参加料は志賀高原と白根火山コースが1人3500円、らくらくコースは4500円で、ガイド料や昼食、温泉入浴料などが含まれている。
参加者にはキノコ汁などが振る舞われ、ゴールした人には完歩賞も贈られる。
丸山さんは「6〜7メートルに達する雪の壁を歩きながら絶景が見られます。山ノ内町も桜が見頃で、二重に楽しめますよ」、黒岩さんは「草津温泉は(シンボルの)湯畑の整備も進み奇麗になりました。ウォーキングとともに、まちも散策してください」と笑顔でアピールした。
申し込みは3月末まで。問い合わせは事務局、TEL0269(33)1107。
回廊ウォーキングをPRする丸山さん(右)と黒岩さん