日本旅行業協会(JATA)が発表している四半期ごとの市場動向調査で、4〜6月の国内旅行市場は、景気動向指数DIが3カ月前(1〜3月)から22Pと大きく上昇しマイナス28となった。2期連続の上昇。3カ月後(7〜9月)はさらに改善し、8P増のマイナス20となる見込み。
方面別に見ると、すべての方面で良化。なかでも関東が24P、近畿が23P、東京(含む横浜、浦安)と山陽・四国が共に21Pとそれぞれ20P以上の伸びとなった。
3カ月後は、北海道で13P、東北で9P、奄美・沖縄で7Pの上昇。首都圏、名古屋、大阪から遠距離にある方面の回復が見込まれる。
一方、4〜6月の海外旅行市場は、3カ月前より20P上昇のマイナス30に。中国を筆頭にすべての方面で上昇。3カ月後も全方面で上昇する見込み。
調査は640社を対象とし、309社から回答を得た。