経済産業省によると、今年2月の第3次産業活動指数(2005年=100、季節調整値)は99.9で、前月比1.1%上昇した。業種別では、旅館が80.6で、同2.5%上昇した。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業に属する業種の生産活動を総合的にとらえた指数。
13の大分類業種別では、「宿泊業、飲食サービス業」「生活関連サービス業、娯楽業」など11業種が同上昇。「運輸業、郵便業」「学習支援業」の2業種が同低下した。「宿泊業、飲食サービス業」は同0.7%上昇の104.4。「生活関連サービス業、娯楽業」は同0.9%上昇の90.4。
細分類業種別では、ホテルが125.2で、同0.8%低下。旅館とホテルを加えた宿泊業全体は107.4で、同1.2%低下。
「生活関連サービス業、娯楽業」のうち、旅行業は同3.3%上昇の91.5。「運輸業、郵便業」のうち、航空旅客運送業は同1.1%上昇の85.3。「鉄道旅客運送業」は同0.7%上昇の105.2。
これらを加えた観光関連産業全体は同1.1%低下の101.1。