銭湯56か所をめぐってパーカーをゲット 京急が大田・川崎でスタンプラリー、10月1日スタート


 京急電鉄は10月1日、大田区・川崎市の銭湯を舞台にしたデジタルスタンプラリー「大田・川崎 京急にゆられて銭湯スタンプラリー2026」を開始した。12月22日まで実施。参加者はスマートフォンでQRコードを読み取りながらスタンプを集め、アクリルキーホルダーやスパバッグ、抽選でフルジップパーカーを獲得できる。

 このキャンペーンは、京急電鉄と「大田区・川崎市浴場連携事業実行委員会」が連携して実施するもので、今回が9回目の開催となる。

 

銭湯への「入浴」がスタンプ取得の条件

 スタンプを集める場所は、京急線8駅、銭湯56か所、観光スポット6か所の計70か所以上に及ぶ。

 京急線の対象駅は大田区内4駅と川崎市内4駅の合計8駅。具体的には平和島駅、京急蒲田駅、雑色駅、天空橋駅(大田区内)、および京急川崎駅、八丁畷駅、港町駅、川崎大師駅(川崎市内)で、各駅の改札外にQRコードが設置される。

 銭湯のスタンプスポットは大田区内29か所、川崎市内27か所の計56か所。ただし銭湯でのスタンプ取得には「入浴」が条件となる。小学生未満の子どもは保護者と一緒に入浴することが求められる。

 観光スポットは大田区3か所、川崎市3か所の計6か所が対象だ。

 同一の銭湯・駅・観光スポットで複数のスタンプを重複して取得することはできず、1回の利用につきスタンプは1個まで。スタンプ取得の際は携帯端末の位置情報を有効にする必要がある。通信費は参加者の負担となる。

参加賞はスタンプ3個から、最高賞は抽選でパーカー40着

 集めたスタンプの数に応じて、5種類のオリジナルグッズが用意されている。

大田区参加賞は、大田区の銭湯2個・大田区の京急駅1個の計3個のスタンプで、アクリルキーホルダー(大田区バージョン)を先着600個プレゼントする。

川崎市参加賞は、川崎市の銭湯2個・川崎市の京急駅1個の計3個で、アクリルキーホルダー(川崎市バージョン)を先着600個プレゼントする。

大田区達成賞は、大田区の銭湯3個・大田区の京急駅2個・大田区の観光スポット1個の計6個で、スパバッグ(大田区バージョン)を先着400個プレゼントする。

川崎市達成賞は、川崎市の銭湯3個・川崎市の京急駅2個・川崎市の観光スポット1個の計6個で、スパバッグ(川崎市バージョン)を先着400個プレゼントする。

大田・川崎達成賞は最も難易度が高く、大田区側と川崎市側それぞれで銭湯3個・京急駅2個・観光スポット1個ずつ、合計12個のスタンプが必要となる。賞品は 大田川崎共通デザインのフルジップパーカーで、抽選により40着が当たる。

 参加賞・達成賞のデザインは、参加する区市によって異なる点にも注目だ。

グッズの引換場所

 各賞の引換場所は次の通り。

 大田区参加賞・大田区達成賞は、大田観光協会、大田区立勝海舟記念館、ゆ〜シティー蒲田、第一相模湯の4か所で引き換えられる。

 川崎市参加賞・川崎市達成賞は、かわさききたテラス内観光案内所と千年温泉の2か所が対応する。

 大田・川崎達成賞のフルジップパーカーについては、スタンプラリーの参加サイト「newcal」内の応募フォームから必要事項を入力して応募する形となる。獲得条件達成後に応募フォームから申し込む必要があり、アンケートへの協力も求められる。景品の発送は2027年1月末までを予定している。

 参加賞・達成賞はグッズがなくなり次第終了となる。引換場所によって数量が限られているため注意が必要だ。また、グッズ引換場所の営業時間外は引き換えできない。

 フルジップパーカーの当選後、住所不備により賞品を届けられなかった場合は当選が無効となり、再配達は行われない。送付先は日本国内に限定される。

参加方法と参加サイト

 本スタンプラリーへの参加は、京急電鉄の地域情報・MaaSサイト「newcal」から行う。キャンペーンサイトのURLは「https://www.keikyu.co.jp/cp/sento2026/」で、2026年9月17日に公開予定とされていた。

「大田区・川崎市浴場連携事業実行委員会」とは

 このスタンプラリーを共催する「大田区・川崎市浴場連携事業実行委員会」は、大田区と川崎市が2013年(平成25年)4月に締結した産業連携に関する基本協定に基づき、大田区・川崎市・大田浴場連合会・川崎浴場組合連合会の4者で結成された組織だ。

 大田区と川崎市に多く存在する公衆浴場という地域資源を活用し、両区市が相乗効果を高める事業を実施することで、地域経済の活性化を図ることを目的としている。

9回目の開催、「銭湯文化との接触」を軸に

 今回で9回目を迎えるこのスタンプラリーについて、京急電鉄は「入浴機会の創出」と「日本の銭湯文化との接触」を軸に開催してきたと説明している。

 大田区と川崎市には個性豊かな銭湯が数多く点在しており、サウナや趣向を凝らした湯船を備え、日頃の疲れを癒やす地域住民の憩いの場として親しまれている。スタンプラリーを通じて、「より多くの方に銭湯の魅力を再発見して愛着を深めていただくとともに、地域と銭湯、そして京急を結ぶ絆をさらに深め、『京急線沿線の魅力発見』を後押ししてまいります」と京急電鉄は述べている。

京急の「newcalプロジェクト」とは

 本スタンプラリーの参加基盤となる「newcal(ニューカル)プロジェクト」は、2024年3月14日に開始された京急沿線エリアマネジメント構想だ。名称は「New」と「Local」を組み合わせたもので、新しいローカルのあり方を地域の人々と一緒に生み出し、その地域ならではの新しい魅力を発見・発信していく構想だ。

 「ニューカル」という響きは「new culture=カルチャー」を感じさせ、その地域ならではの新しい文化を地域の人々とともに生み出していく想いも込められているという。

 沿線7つのエリア(おおた、川崎、品川、横浜、上大岡、かなざわ、三浦)でnewcalの共創活動を展開。「沿線価値共創戦略」において重視する地域との連携を具体化する4つの共創活動——「組織化」「地域拠点整備」「MaaS整備」「モビリティ整備」——の推進を通じ、デジタル基盤とともに沿線地域が一体となったサービス「EaaS(ENSEN as a Service)」の構築を目指している。

 京急電鉄は「今後も沿線地域と一体となって、沿線の魅力を高めていくとともに、沿線活性化につながる取り組みを実施してまいります」としている。

 問い合わせは京急ご案内センター(電話:03-5789-8686/045-225-9696)で受け付ける。受付時間は午前9時から午後5時まで(年末年始は休業)。営業時間は変更となる場合がある。

 
 

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