スカイスキャナー Japan株式会社は9月17日、夏の旅行に関する意識調査の結果を発表した。今年の夏、旅行者の旅先選びに「暑さを避けていかに心地よく過ごせるか」という視点が強く表れており、夏旅の定番だった海を押しのける形で、温泉地や山・高原への関心が高まっていることが明らかになった。調査対象はレジャー目的で旅行する日本在住の成人1,000名。インターネット調査で、2026年8月17日から21日にかけて実施。調査機関はOnePoll。

9割超が「暑さ」を気にして旅先を選ぶ
旅行先を選ぶ際、暑さをどの程度気にするかを尋ねたところ、「非常に気にする」が54%、「やや気にする」が37%と、合計91%が「暑さを気にする」と回答した。
「あまり気にしない」は8%、「まったく気にしない」は1%にとどまり、暑さが旅先選びにおいて決定的な要素となっていることが浮き彫りになった。
涼しい地域で自然やハイキングを楽しむ「避暑旅」への関心については、77%が「実施意向あり」と回答。「実施意向なし」は10%、「どちらともいえない」は13%だった。
スカイスキャナートラベルエキスパートの岡田健太郎氏は、この結果について次のようにコメントしている。
「今年の夏は、旅行先を選ぶうえで『暑さ』がこれまで以上に意識された年だったと感じています」
重視したのは「涼しさ」だけではなく「自然」「食」「混雑回避」
夏の旅行で重視したことを複数回答で尋ねたところ、「涼しく過ごせること」が58.1%で最多。次いで「自然を感じられること」(55.3%)、「食を楽しめること」(52.8%)、「混雑を避けられること」(48.6%)が続いた。
単に観光スポットの多さだけが旅先を決める基準ではなく、滞在中の快適さや体験の質を総合的に見極めながら旅先を選んでいた様子がうかがえる結果だ。
岡田氏は「旅行者が求めているのは単なる”涼しい場所”だけではありません。温泉地や山・高原への関心に加え、食を楽しむこと、自然の中でリラックスすること、軽い散策で日常から少し離れることなど、旅先でどう心地よく過ごすかまで含めて選ばれています」と述べた。
「温泉地」が首位、「山・高原」が「海」を上回る
夏の旅行で最も行きたい場所を複数回答で聞くと、「温泉地」が31.0%で最多。「山・高原」が27.1%で続き、「海」(23.3%)を上回った。「都市」は16.6%だった。
夏旅の定番として長年親しまれてきた「海」が、温泉地や山・高原に順位を譲る結果となった。涼しさや癒し、滞在中の過ごしやすさを重視する傾向が、行き先の選択にも直接反映されている。
年代別では、65歳以上で「温泉地」が40.5%、「山・高原」が38.7%と特に高い数値を示した。一方、18〜24歳では「都市」が31.0%と目立ち、若年層では都市での体験や写真映えへの関心も根強い。
自然旅は「のんびり・リラックス」が主流、本格登山より散策ニーズ
自然を取り入れた旅行スタイルについても調査した。軽いハイキングや自然散策を「ぜひ取り入れたい」「機会があれば取り入れたい」「少し興味がある」と答えた人の合計は86.2%に上った。
自然を満喫する旅行で優先したいことを聞くと、「日常のストレスを忘れて、のんびり・リラックスすること」が70.2%で最多。本格登山よりも、涼しい環境でゆったりと歩き、景色や食も楽しみながら心身を整える過ごし方が求められている実態が鮮明になった。
山・高原・自然エリアに魅力を感じる理由(複数回答)では、「リフレッシュできそうだから」が68.9%で首位。「景色が美しいから」(63.2%)、「日常から離れられる感じがあるから」(58%台)、「涼しそうだから」(53%台)が続いた。
スカイスキャナーの機能と今後の旅行計画への活用
岡田氏は「2026年のトラベルトレンドでも『山間リトリート』が注目されていますが、今回の結果からも、自然や癒しを求める旅行が幅広い世代に広がっていることが分かります」と分析。
スカイスキャナーでは今夏、宿泊施設の検索・比較機能「STAYS」をリブランディングし、選択肢を350万件から500万件まで拡大した。温泉宿をはじめ、ホステルから5つ星ホテル、キャンプ場、カプセル型宿泊施設まで幅広く比較できる。
また、目的地が決まっていない旅行者向けに全世界の航空券価格を一覧で確認できる「すべての場所から探す」機能、希望の旅行日程・目的地の価格変動をリアルタイムで通知する「プライスアラート」機能、1か月分の価格を一覧表示する「カレンダー/チャート表示」機能も提供している。
さらに今夏から進化した「DROPS」機能では、過去7日間で記録された最安値と比較して20%以上値下がりしたフライトを表示。旅行者が1日あたり確認できる情報量は最大822%増加した(2026年6月25日週と2026年6月1日週の比較)。
スカイスキャナーは毎日1,000億件以上の価格データを検索し、世界1,200以上の航空会社・旅行代理店・ホテル・レンタカーの情報を一つのプラットフォームで比較できるグローバル旅行アプリ。52か国37言語で展開し、2003年の設立以来、ヨーロッパ、アジア太平洋、北アメリカに拠点を構える。
岡田氏は「暑さや混雑、費用を考慮しながら、自分らしい旅を計画する際にも活用いただければ幸いです」と語った。




