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蔵王温泉観光協会は10月2~4日、第1回蔵王温泉まつりを開く。酢川温泉神社での源泉奉納の儀を行うほか、温泉文化に触れたり、温泉街を歩いて楽しんだりする企画を展開。温泉の恵みに感謝するとともに、温泉文化への理解を深めてもらう。通年型リゾートへの変革を図る蔵王温泉の新たな秋のイベントとして、定着を目指す。
2日には酢川温泉神社で源泉奉納の儀を行うほか、源泉かけ流し宣言を行い蔵王温泉の質の高さを発信する。夜間には酢川温泉神社の参道をライトアップする。期間中は、地元住民らが普段使いするなど暮らしにも溶け込んできた上湯、下湯、川原湯の三つの共同浴場を無料開放し、蔵王温泉の豊かな温泉と温泉文化を体験してもらう。
温泉街をフィールドに豪華賞品が当たる「まちなかクイズラリー」や、名物「稲花餅」のスクイーズづくりなどを通して、温泉の秘密や伝統文化を体験しながら学べるキッズミュージアムも開く。
蔵王温泉は近年、グリーンシーズンのイベント開催やにぎわいづくりに取り組む。樹氷やスキーに頼る構造から脱却し、100年先まで持続可能な「通年型リゾート」への変革が目的だ。岡崎善七・蔵王温泉観光協会長(最上高湯善七乃湯社長)は「蔵王温泉まつりは、観光の谷間の季節に新たな息吹を吹き込み、蔵王のポテンシャルを世界に証明するための私たちの覚悟の証。単に温泉につかるだけではない。街を歩き、自然を畏れ、歴史を学び、人と心を通わせる。そんな蔵王本来の魅力を、若い世代や外国の方に再発見していただきたい」と力を込めた。

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