福島氏
自分に合う美容室、美容師との出会いを求めて美容室を渡り歩く、あるいは初回の割引クーポンだけを利用して次々と美容室を変える顧客を「ヘアサロンジプシー」と呼ぶ。顧客がジプシー化する背景には、無数にある選択肢、新規割引クーポンの乱発、担当美容師の退職などさまざまな要因が考えられる。
店側としては、初回クーポンで顧客を引き付けたのち、店内での体験価値を上げリピーターへとつなぎたいところなのだが、正直、「2回目の来店」は、かなりハードルが高い。このことは美容室に限らず、フィットネスジム、レストラン、ホストクラブ、ホテルなどでも言われており、2回目の顧客をいかに取り込むかがリピーター化の鍵とも言える。
初回は「お試し」、2回目は自分の意志による「選択」、そして、3回目が「習慣」。2回目の来店には「また、行く理由」が求められるが、3回目以降は、特に理由がなくとも、行くことが当たり前になってくる。つまり、2回目さえ来てくれれば、あとはリピーター化していく可能性が高い。よって、2回目の来訪をいかに促すかが重要になってくる。
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