私の視点 観光羅針盤
博報堂富裕層マーケティングラボは9月、「新富裕層調査2026」を発表した。3月に全国の3709人を対象に実施し、世帯年収3千万円以上の547人を「新富裕層」として分析した。この層の55%は、純金融資産1億円以上を保有し、所得と資産を併せ持つ「ダブルリッチ富裕層」が中心だ。
調査では、年代を超えた「10大価値観」が示された。(1)「所有価値より体験価値」では51%がモノより体験にお金を使いたいと回答。(2)「成長と自己実現」は58%が新しい知識や経験を追求し、(3)「審美性と文化的意味性」は48%が商品の背景にある物語を、53%が職人の手仕事を重視した。
さらに、(4)「信頼できるコミュニティ」は44%が地域などのつながりを重視し、(5)「時間」は58%が時間やゆとりを得るための支出を惜しまない。(6)「健康・ウェルネス」は57%が健康や心の豊かさに投資。(7)「子育て・教育」は44%が子どものための支出を惜しまず、(8)「資産形成と資産継承」は52%が継承資産の維持を重視する。(9)「他者・社会への貢献」は42%が社会・環境問題の解決に貢献したいと考え、(10)「グローカルマインド」は43%が海外生活に抵抗がない一方、56%が日本独自の文化を守ることを重視している。
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