戦略的パートナーシップ共同宣言を発表する関係者(9月3日)
日本航空(JAL)と大韓航空(KE)は、戦略的パートナーシップに関する覚書(MoU)に署名し、9月3日に共同宣言を発表した。両社が60年以上にわたり築いてきた信頼関係を基盤に、日韓両国の人流・物流のさらなる活性化や、経済・文化の発展に向けた協業を深化させる。
今回の提携では、既存のコードシェアやマイレージ提携を拡大するほか、大韓航空とアシアナ航空の統合後の運航便まで対象を広げ、両社の顧客に多様な選択肢を提供する。さらに、従来の航空ビジネスの枠を超えた協業にも取り組み、両社のリソースを生かして航空分野のサステナビリティ向上や社会課題の解決を目指す。
大韓航空は12月17日にアシアナ航空との統合を予定しており、統合後は世界有数のメガキャリアとなる。JALは「新生KE」の広大なネットワークを生かし、日韓を起点としたアジア、グローバル市場で新たな価値や顧客体験の創出につなげる考えだ。
両社の関係は1960年代初頭にさかのぼる。大韓航空の民間航空運航開始当時、JALが技術や運航知見を提供。63年4月に「日本航空・大韓航空両社提携の基本構想に関する合意書」を締結し、翌年には両国政府の承認を得て日韓共同運航が実現した。

戦略的パートナーシップ共同宣言を発表する関係者(9月3日)




