【観国之光 552】九州ふっこう応援割 観光需要の喚起に動き 観光経済新聞 論説委員 内井高弘


熊本県、鹿児島県をはじめ九州を旅行で応援したい(写真は熊本県・阿蘇エリア)=写真提供・熊本県観光連盟

熊本県、鹿児島県をはじめ九州を旅行で応援したい(写真は熊本県・阿蘇エリア)=写真提供・熊本県観光連盟

 熊本県で3度目となる最大震度7を観測した熊本地震は8月28日、発生から1カ月を迎えた。地震の死者は38人にのぼり、2400を超える人々が避難しているという。

 いまでも倒壊した家屋のがれきが積み上がり、水道や井戸は復旧途上にある。加えて、厳しい暑さが追い打ちをかけ、被災者の体調が心配だ。

 観光への影響も大きく、宿泊・観光施設や土産物店、飲食店などはキャンセルや客足の減少に悩んでいる。県によると、12日までの県内の宿泊キャンセル数は6万人以上、被害額は約12億円に上ると推計されている。

 ようやく、ここにきて観光需要を喚起する動きが出てきた。政府による「九州ふっこう応援割」の開始だ。期待したい。

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