夏休みも終わりに近い金曜日。高速バスで中央道を下り、長野県に向かったが大渋滞となり、約2時間遅れの到着。入っていた仕事をキャンセルすることになった。
お盆は宿泊代が高く、道路も混雑するので、あえて最終週を狙って旅行をする人が多いのかと思ったが、進むその先は片側3車線のうち2車線も封鎖し、工事に取りかかろうとしていたではないか、そりゃ渋滞するわ。こんな日のこんな時間に車線を3分の1にしてしまうその行状にあきれてしまう。もっと考えるべきである。観光と物流が大きく毀損(きそん)される出来事であった。
昨今、もっと慎重に行動すべきとする人為的なミスが多い。震度7と激しい揺れだった熊本地震。被災した大型商業施設でいったん全員の避難完了後に、再度被災現場に戻った人がガス爆発により命を落とした。
見張りを付けて万全なはずの鉄道作業員が4人も死亡する事故もあった。現代にあってはあるはずもない事故だと思える。暑いからうっかりでは済まされない。
8月23日の深夜2時、携帯からアラームが大きく鳴り響き、飛び起きるや否や大きな揺れが起きた。都内で震度4ではあったが強い揺れだった。震源は茨城県南部で震度5弱であった。お盆前に台風が上陸したのも茨城県南部であった。千葉県北西部も震度5弱。その隣の千葉市は13日に大雨洪水に見舞われたばかりである。
自然災害なので決して意図的ではないが、同じような場所に災害が集中する傾向があるように思える。過去にも能登半島地震の後、同じ場所で大雨洪水が起きた。
地震が起き、断水など水不足に悩む熊本で猛暑日や酷暑日が続いている。沖縄や先島諸島や奄美群島は毎週のように台風に見舞われている。天災は防ぎようがないが、それにつながる人災は防がなくてはならない。
熟考の上に作られたであろうルールやマニュアルは、順守しないと安全が確保されず、作った意味がなくなる。しかし、全く応用が利かず、人のために作られたにも関わらず、それにより人が苦しむルールがある。勘違いや、自分本位の解釈をする者も後を絶たない。
安住の地、快適に過ごせる場所に出掛ける旅、すなわち「暮らすように旅をする」ことが求められている。
しかしニュースでは、地震、台風、ゲリラ雷雨、線状降水帯、猛暑日、酷暑日に熱中症警戒アラート、「外出は控えましょう」のテロップが流れる。天候も自然災害も観光に立ちはだかってくる。物価高に追い討ちを掛けるかのようで、旅へのモチベーションがさらに下がってしまう。
ネットを中心に真っ当な話が少なく、「2700万円当選しました。口座番号を教えて下さい」と、有名な会社を語る詐欺に誘導するメールばかりが届く。何も信用できなくなり、疑心暗鬼の連続でめいってしまう。
人間関係も、社会との関係もなにかしっくりこない。誰もが他人に寛容で寛大であってもらいたい。心豊かに生きたいものである。




