ツアーグランプリ2026のロゴ
日本旅行業協会(JATA)は7月9日、国内旅行、海外旅行で優れた企画旅行(募集型、受注型)、訪日旅行などで実施された企画提案の中から優れた作品を表彰する「ツアーグランプリ2026」の受賞者・作品を発表した。今回の応募数は前回を大きく上回る184作品で、11作品が受賞。うち、最優秀作品に贈られる「国土交通大臣賞」には、クラブツーリズムの「流氷タッチ・おーろら 5つ星の宿 知床第一ホテルに泊まる ザ・流氷7景2日間」が選ばれた。
ツアーグランプリは、旅行業における企画力とマーケティング力の向上、「観光立国」の施策に寄与することを目的に設立された表彰制度。「国内旅行部門」「海外旅行部門」「訪日旅行部門」の合計三つの部門で表彰を行い、それぞれに「観光庁長官賞」1点、「優秀賞」複数点、「審査員特別賞」複数点を用意する。最も優秀な取り組みには、全応募の中から1点のみ「国土交通大臣賞」が贈られる。
今回「国土交通大臣賞」を受賞したクラブツーリズムの作品は、冬の北海道における移動の課題を、プロの添乗員同行のもと徹底した安全管理で克服した点が評価された。ツアーは道内在住者、道外旅行者、訪日旅行者など、さまざまな旅行客の混載で催行。ツアー参加者のうち、約6割はアジア系の訪日客が占めているという。
ツアーを企画した同社マーケティング本部国内旅行部北海道エリア開発センターのチーフリーダー・寺西さつきさんは、「(ターゲット層が)全方位型のツアーとなっており、設定数も多く増やすことができる」とコメント。受け入れ側のメリットとしては、「宿泊施設も、インバウンドを一人ずつ対応するよりも負担がだいぶ少なく、(施設側からも)喜ばれている」と振り返った。
同ツアーでは、世界自然遺産・知床にある知床第一ホテルに宿泊。同ホテルは、観光経済新聞社主催の「人気温泉旅館ホテル250選」に通算5回以上入選した施設に与えられる「5つ星の宿」に認定されている。

クラブツーリズムの寺西さん
そのほかの受賞作品は、次の通り。
【観光庁長官賞】
国内旅行部門=農協観光「国消国産応援企画 まるごと但馬in城崎温泉」
海外旅行部門=エイチ・アイ・エス「車椅子利用者のためのエジプト受注型企画旅行(+募集型企画旅行“たびのわツアー”)」
訪日旅行部門=JTBグローバルマーケティング&トラベル「Japón Colorido (ハポン コロリード)」
【優秀賞】
国内旅行部門=アーストラベル水戸「シゴトリップ(特許申請中)」
海外旅行部門=近畿日本ツーリスト「『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』香港の聖地と舞台をめぐる旅 オフィシャルツアー」
訪日旅行部門=JCプラン「香港中高生訪日吹奏楽演奏交流」
【審査員特別賞】
国内旅行部門=クラブツーリズム「80歳以上の方におすすめ 同世代で行く・やさしい旅 磐越・甲州 いいとこどりハイライト4日間」▽阪急交通社「■日本最西端 与那国島×球美の島 久米島を1度で巡る 沖縄離島めぐり4日間」
海外旅行部門=阪急交通社「メキシコ 死者の日を巡る3コース」
訪日旅行部門=クラブツーリズム「マチュピチュ遺跡・イグアスの滝・リオデジャネイロ・ナスカの地上絵 ゆとりとこだわりの南米周遊14日間」
訪日旅行部門=今回は該当作品なし






