山形県は9月11日、「2025年度上期山形県旅行商品説明会」を東京都メトロポリタンエドモントで開いた。旅行会社から企画担当者ら61人が出席した。
やまがた観光キャンペーン推進協議会・企画誘客委委員長の内藤文徳氏(上杉コーポレーション会長)、同副委員長で山形観光推進協議会・会長の岡崎彌平治氏(名湯一門高見屋会長)らがあいさつ。村山地域、最上地域、置賜(おきたま)地域、庄内地域の4地域の各担当者が、25年度上期の旅行商品企画におすすめの観光素材を発表、提供した。
特に25年は「やまがたフルーツ150周年」にあたることから、県では特設サイト(https://ymgt-f150.com/)を設け、特別な観光コンテンツの提供やプロモーション展開を行っていく。1975年(明治8年)に明治政府からさくらんぼや西洋なし等の果樹の苗木が配布され、山形県庁の敷地に植えられた。25年は山形県でこうした果樹栽培が始まってから150年の記念すべき節目の年となる。
山形県(やまがた観光キャンペーン推進協議会)では、上期の商品販売の時期に合わせて旅行会社向けの各種助成金も予定している。24年度下期向けの助成では、1社あたり上限額20万円の助成が行われた。
県内4地域が旅行商品造成のための観光素材を紹介した