2015年の訪日外国人旅行者数が12月19日に累計1900万人を突破した。石井啓一国土交通相が同22日の記者会見で明らかにした。過去最高を記録した14年の年間値1341万3千人から4割以上の伸び率を示した。
政府がビジット・ジャパン(訪日旅行促進)事業を開始した03年には613万8千人だったが、13年を経て3倍以上に増加した。
訪日外国人旅行者数が出国日本人数(15年1〜11月は1487万2千人)を超えることも確実。インバウンドがアウトバウンドを上回るのは、大阪万博が開かれた1970年以来、45年ぶり。