日本政府観光局(JNTO)とオーストラリア政府観光局(TA)はこのほど、2013年を「日豪観光交流年」とし、両国の観光産業における双方の交流促進を図ることで合意した。日本旅行業協会が協賛する。
1年間、両国各地でさまざまなイベントを開催するなど、積極的な観光交流プロモーションを行い「通常の渡航者を合わせて、約65万人の相互交流を目指す」(JNTO欧米豪グループ)。
主な取り組みとしては交流年のロゴ=イラスト=を制定するほか、ウェブサイトを通じて双方の観光情報の発信機能を強化し、最新情報を提供していく。また、プレイベントとして、12年12月にシドニーでジャパンエキスポを開催した。
13年は、奈良県大和高田市とリズモア市が1963年に日豪間で初の姉妹都市関係を結んでから50周年の節目となる。現在では都道府県と州の提携も含めると109件を数え、活発な国際交流が行われている。