経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の昨年12月分速報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、遊園地・テーマパーク(TP)が前年同月比50.6%減の332億3900万円と、15カ月連続で減少した。増加はゴルフ場、ゴルフ練習場の2業種。ゴルフ場は4カ月ぶり、ゴルフ練習場は6カ月連続で増加した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が50.3%減少。入場者数は一般が46.2%、団体が78.6%それぞれ減少し、全体で49.7%減少した。
ゴルフ場は0.5%増の66億200万円。利用料金収入が1.7%、利用者数が4.6%それぞれ増加した。
ゴルフ練習場は10.5%増の24億6100万円。利用者数が10.9%増加した。
ボウリング場は38.7%減の9億4100万円。パチンコホールは20.3%減の2207億100万円。ともに18カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、全てが前年同月を下回った。