観光庁が1月31日に発表した宿泊旅行統計調査で、宿泊施設の19年11月の客室稼働率(第2次速報値)は、前年同月比0.3ポイント増の64.7%となった。23府県で前年同月の数値を上回った。
都道府県別の客室稼働率の上位は、(1)東京都(0.2ポイント減の83.3%)(2)大阪府(3.1ポイント減の80.7%)(3)京都府(2.4ポイント増の74.9%)、福岡県(1.8ポイント減の74.9%)=同率(5)神奈川県(7.4ポイント増の74.4%)―などだった。
宿泊施設のタイプ別に見ると、シティホテルが2.7ポイント減の82.1%、ビジネスホテルが0.1ポイント増の79.8%、リゾートホテルが0.4ポイント減の57.4%、旅館が0.2ポイント増の41.7%(旅館のうち従業者数10人以上の施設は1.5ポイント減の58.7%)、簡易宿所が増減なしの29.2%。