「HOTERES JAPAN2011」(第39回国際ホテル・レストラン・ショー)が、来年2月22日から25日までの4日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催する日本能率協会はこのほど、会場内で「温泉・温浴・スパ産業フェア2011」を新たに開催すると発表。「魅力的な温泉、温浴、スパ施設づくりに役立つ設備、製品、サービスを一堂に展示し、業界活性化を支援する」という。
従来の企画展示である「AQUA&SPA」を、今回で10回目を迎えるのを機に名称変更することにした。同協会は「訪日観光客の需要拡大も見込まれる温泉、温浴産業の出展と、新たな連携が期待される医療や介護、健康、美容、地域振興分野などの来場動員を強化し、国内外に広くPRするため」と説明する。
設備や製品の展示と併せセミナー開催も予定。重要な経営課題である売り上げや集客力の向上、人材育成、ブランドづくりなど、実益にかなったテーマを取り上げ、情報発信を行う。
今回も「第32回フード・ケータリングショー」と「第11回厨房設備機器展」との3展合同展示(3展総称=HCJ2011)。前回の展示規模は、806社・1809小間で、入場者数は8万7355人を記録した。
現在、事務局では浴槽や水処理装置、給湯設備などのほか、湯桶、シャンプー、リネンなどの備品、ITシステム、施設の設計・改修サービスなど、関連産業から幅広く出展企業を募集している。出展の申し込み期限は10月15日まで。
問い合わせ先は、HCJ三展合同事務局(東京都港区芝公園3—1—22日本能率協会内、TEL03・3434・1377)。
多くの来場者でにぎわった今年のホテレス会場