観光庁が発表した宿泊旅行統計調査(第1次速報値)の結果、2023年11月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は5356万人泊で、22年同月比で16.9%増、19年同月比で7.9%増となった。コロナ前の実績を3カ月連続で上回った。内訳では、日本人延べ宿泊者数が19年同月比でプラスだったが、22年同月比はマイナスとなった。一方の外国人延べ宿泊者数は、訪日客数の回復に伴って19年同月比が約3割増と高い伸び率を示した。
23年11月の日本人延べ宿泊者数は4196万人泊で19年同月比3.4%増。2カ月連続でコロナ前の水準を上回った。ただ、22年10月に国の観光支援策「全国旅行支援」がスタートし、旅行需要が高まったことが影響し、22年同月比は0.1%減となった。22年同月比は10月も1.1%減で、マイナスは2カ月連続となった。
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