帝国データバンクによると、今年10月のホテル・旅館経営業者の倒産は14件、負債総額は73億7600万円だった。件数は前月比5件、前年同月比9件それぞれ増加し、1月に並ぶ今年最多を記録した。
負債総額は前月比400万円減少(0.1%減)。前年同月比では45億6100万円増加(162.0%増)した。
倒産件数が10件以上の2ケタを記録するのは1、7、8月に次いで4回目。前年同期の7回を下回っている。
負債総額は前年同月の倍以上を記録したが、2カ月連続で100億円の大台を下回った。
1月からの累計は、件数が前年同期比12件減(10.9%減)の98件。負債総額が同138億9900万円減(15.5%減)の755億5200万円。
帝国データバンクによると、今年10月の旅行業者の倒産は2件、負債総額は5千万円だった。
件数は前月、前年同月と変わらなかった。負債総額は前月比4億5100万円減少(90.0%減)。前年同月比では2100万円増加(72.4%増)した。
1月からの累計は、件数が前年同期比7件減(19.4%減)の29件。負債総額が同17億7400万円増(86.5%増)の38億2500万円。