
品目数は前年下回る
主要食品メーカー195社における10月の飲食料品値上げは4634品目に上ることが帝国データバンクの調査で分かった。単月としては年内で3番目、2022年以降では4番目に多い水準となった。酒税引き上げが影響した「第三のビール」など酒類・飲料が約7割を占めた。ただ、前年同月の6割の水準で、3カ月連続で前年同月を下回った。
同月の値上げを品目別に見ると酒類・飲料が3194品目と最も多く、ハム、ソーセージなどの加工食品(890品目)、調味料(209品目)、菓子(173品目)、原材料(118品目)、乳製品(50品目)が続いた。
前年同月比は酒類・飲料が15.5%減と約8割の水準。加工食品は55.9%減、調味料は88.6%減と大きく減少した。
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