7月の客室稼働率、28府県が下降 観光庁宿泊旅行統計調査


 観光庁の宿泊旅行統計調査で、宿泊施設の今年7月の客室稼働率(第2次速報値)は、前年同月比0.1ポイント減の61.9%だった。全国のうち28府県が前年同月の数値を下回った。

 都道府県別の客室稼働率を見ると、上位5位は、(1)東京都(0.9ポイント増の81.5%)(2)大阪府(2.5ポイント減の80.8%)(3)北海道(1.1ポイント増の76.2%)(4)愛知県(1.0ポイント減の72.3%)(5)沖縄県(0.3ポイント減の70.6%)。

 施設タイプ別の全国平均は、シティホテルが増減なしの81.1%、ビジネスホテルが0.5ポイント減の75.7%、リゾートホテルが0.2ポイント減の59.5%、旅館が0.5ポイント減の37.9%(旅館のうち従業者数10人以上の施設は2.8ポイント減の52.1%)、簡易宿所が0.9ポイント減の31.9%。

 シティホテルの客室稼働率が80%以上だったのは、北海道、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、広島県、福岡県、熊本県、沖縄県の12都道府県だった。

 旅館の客室稼働率が高い上位5位の都道府県は、(1)北海道(60.7%)(2)東京都(58.3%)(3)愛媛県(46.5%)(4)大阪府(44.9%)(5)群馬県(44.7%)―となった。


関連キーワード
 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒